2022年12月のFOMCでは予想通りの利上げとなりました!が。。。
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2022年12月のFOMCが無事に開催されました。
日本時間で12月14日の夜に会見があり、利上げは予想通りでしたね。
0.5%の利上げとなりました。
これはまぁ、問題ないでしょう。
おおかたの市場参加者は、こうなるだろうと思っていたところでしょうから。
これまで4回連続で0.75%という「異次元の」利上げをしてきました。
が、直前の消費者物価指数もインフレのピークは終わったことを物語っていました。
久しぶりの利上げ幅縮小でしたね。
ですが、その他にも発表されたことがあって、これが市場に影響を与えました。
2023年末の政策金利見通し。
これが中央値でなんと5.1%と発表されました。
9月に発表された数値よりも上がっています。
まだ少なくとも0.5%の上げ幅があるということです。
これがけっこう影響が大きかったようですね。
さらに、パウエル議長のタカ派発言が報じられました。
「まだ十分に景気抑制的ではない」ということです。
これが本気で言っているのか、お祭り騒ぎになることを抑えるためなのか。
真意は分かりません。
ですが、政策金利見通しとパウエル議長の発言で、お祭りは抑制されました。
市場予想通りなら、ダウもナスダックも上昇。
さらに、ドル円もどちらかには動くと考えていました。
ですが、結果はダウもナスダックも下落。
ドル円は発表後に上下したものの、前日の引けとほぼ同値で引けました。
予想通りなのに、予想外。
そんなFOMCとなりました!